Secret Live -Vol.2-
2013 / 06 / 24 ( Mon )

*** 6/21(金)の日記です ***

今夜は未公開ライブ
「Secret Live -Vol.2-」
でした。

家に帰って、ギターの弦を張り替え
シャワーを浴びて出発。

会場のお店(レトロポップ食堂)に
着いたのは20:00。

スタート時間や演奏時間を
決めなければならない主旨の
ライブではないので、ゆったり気味に。

ご飯を食べていた時、ママから
「21:00から20名の予約が入っていて
ちょっと騒がしくなるかもしれない」
とのこと。

マスターの知り合いが集まるらしい。
地元の人達の集まりだったら
賑やかになるでしょうね。

ということは。。
今夜演奏しようと思っていた曲
見直さなければならないなぁ。。

と思った時、続々とお客さんが到着。

ステージでチューニングしながら
様子見。。

3組で30名近くのお客さん。
うちマスターの知り合いらしい
20名の団体さんがやたらと賑やか。
既に酔っ払っている。
2次会らしい。

とてもじゃないけど
演奏を聴いてもらえるような
雰囲気ではない。

でも
ライブカフェに来てもらったからには
生演奏を聴いてもらおう。

奥の方にいる数名のお客さんは
ライブ演奏を待っている様子。

こんな時
ステージでP.A.を使った演奏をすると
演奏が単に雑音になり
店内がメチャメチャな雰囲気になる。

また演奏する側としても
演奏が雑になったりする。

それだけはしたくない。


ならば。。


団体さんのテーブルの真後ろで
Unpluggedでやってやろう。

酔っ払って騒いでいる
オッサンの後頭部に
自分の声をぶつけてやろう。

「アンタ達が騒いでいるより
大きな音で演奏してやる!」

そしてその後ろの方で
聴いてくれるお客さん達に
届けたい。。


20130621-21.jpg
幸い今日はGuild D55を持ってきた。
このギターを使って
しっかりした音で、しっとりした曲を
演奏するつもりでした。

が、一方
デカイ音でも忠実に表現してくれる。
優秀なギターです。


このお客さん達を相手に
どんな演奏をしようか。
何を演奏の目的にしようか。。


おし。
勝負することにしよう。

自分なりにルールを決めた。
手は抜かない。
1曲目から全力で歌う。
この人達がいる間、演奏を続ける。

この人達が解散する時
まだワタシが歌っていられたら
ワタシの勝ち。

この人達の賑やかさに圧倒され
演奏を続けられなくなったら
ワタシの負け。


今日持ってきているコード譜を
鞄の中から全部取り出した。

セットリストなどあるはずもなく
どんな曲があるのか眺めもせず。。

何も考えず最初のページの曲を
どう演奏するかに集中した。

頭が真っ白になったところで
演奏開始。


1曲目からいい感じ。
今日はよく声が出てる。

どんな大きな声でも
どんなに高い声でも
出せそうな感覚。
失敗する気がまるでしない。

Guildのギターも調子いい。
弦はミディアムを張っているので
音の輪郭もハッキリしている。

自分の声が
店内に響き渡っているのが聞こえる。

ホントに絶好調。
こんなに調子のいい日は滅多にない。

後ろのテーブルのお客さん達に届け!
とばかりに声を振り絞りました。

「ステキな声ですね。。」
団体客の一人の女性が声を掛けてくれた。

団体の中では、この人ともう一人が
自分の演奏を気に掛けてくれているのを
感じていた。

40分12曲演奏したところで
静かな曲に切り替えた。
賑やかさは少しトーンダウンしてきた。

静かな曲にしてから
数名演奏を聴き始めるようになった。
騒ぎ疲れてきたのだろう。

12曲を1時間掛けて、ゆっくり演奏した。


20130621-22.jpg
時間も23:00近くになり
ぼちぼち帰り始める人が出始めた。

曲調チェンジ。
洋楽で思い切り賑やかな曲を続けた。

23:15。
お客さんは
酔い潰れる寸前の人が5名だけ。。

話している内容も支離滅裂。
これ以上の演奏は無意味だろう。

最後にキャッチーなメロディーの曲で
ライブ終了のご挨拶。


脂っぽい手で拍手を頂いた。


ギターの弦を弛めた。

勝った。。



20:45から始めて23:15まで。
2時間半で32曲を演奏しました。

勝ち負けは重要ではないのですが
32曲を手を抜かず
全力で演奏し切れたこと。

演奏を終わった時、
指先が真っ青になって
感覚がなくなっていた。
痛いな、と思ったのは
10曲目くらいだった。


「勝った」と思ったのは
「まだやれる」と思えたから。

お客さんが元気だったら
あと10曲くらい演奏できたと思う。




---------------- まとめ ----------------

今夜は知り合いが誰もいない中での
演奏でした。

歌い慣れてる店なのに
なぜかアウェイ気分。。(笑)

フォローしてくれる人は誰もいないし
すべては自己責任になってしまうことの
プレッシャー。

このような忘れ掛けてる緊張感を
たまに思い出すのもいいね。

今夜のライブは予定していた内容を
一切実現できませんでしたが
こんなハプニングもおもしろい。

今夜の強者達を
お客さんとして迎えた中でも
やり切れたこと。

また若干名が数分間だけでも
ワタシの演奏を聴いてくれたこと。

何よりも収穫になりました。



お客さんが誰もいない時
あるいは
お客さんがたくさんいるけれど
誰も自分の演奏を聴く
雰囲気ではない時。。

両者ともライブは成立しません。
けれど、気負った練習だったり
自分の腕試しにはなるかな。


前回のSecret Liveは
「自分独りで恥ずかしがっていた」
という感じのライブでした。

今回のVol.2は
「勝負した」
ライブでした。


Secret Liveの位置付けは
基本的にはワタシのワンマンライブです。
お客さんウケを考えず
単に「演奏したい曲」だけを
演奏します。

そういう意味でも
今夜のライブは内容的に
満足することができました。

次回のSecret Liveは
気が向いた時に。。

いつかなぁ。。?(笑)



---------------- オマケ ----------------

演奏中に思い出したこと。
15歳の時、初めてステージで演奏した。

この店をもう少し薄暗くした
ライブバーだった。

誰も自分の演奏には耳をくれず
女性を口説くのに必死だったり
グラスを床に叩き割ったり。。

そんな風景を
ステージから眺めていたのを
思い出した。

あれから30年以上経つのに
またステージで歌っている自分がいる。

何か滑稽に思えたな。。


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コメント
--Re: お疲れ様でした--

ワタシも32曲も演奏することになる、とは思ってませんでした。
半分は意地でしたね。(笑)

7/13、お待ちしてますね。
Martinのフラグシップギター、楽しみにしてます。
by: えぐ * 2013/06/25 19:14 * URL [ 編集 ] | page top
--お疲れ様でした--

21日はこんなことを演ってたんですねぇ(笑)しかも32曲って、、、、、。
私には無理だ(^^;)左手の握力が持ちません。

現在13日は仕事帰りに御邪魔する予定(19時頃)でいます。
Martin D-45を新品の弦に張り替えて持って行きますね(^^)
では。
by: コバちゃん * 2013/06/25 15:50 * URL [ 編集 ] | page top
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