山のぼり -北八ヶ岳 中山・にゅう その3-
2015 / 09 / 20 ( Sun )

初めて過ごす山小屋。。

この日はシルバーウィークのど真ん中。

気候も良いので
混まないわけはありません。


山小屋というのは
基本的に大部屋で
老若男女がごった返しで寝ます。

1つの布団に3人が寝ることも
珍しくないそうです。

風呂はありません。

電力が乏しく、陽が暮れると
広い部屋に裸電球が1つだけ
薄暗く灯っています。

陽が暮れると
寝るしかないみたいです。


昨夜は2時間しか寝ていないので
早く寝れることは
ありがたかったのですが。。

汗の匂いやいびき
部屋は広いですが
人はかなり密集していて
さらに天井が低いせいもあり
部屋の酸素量が絶対的に足りず。。

となりに寝ている人の寝息が
ワタシの肩に掛かったり。。

寝返りも打てず
腰痛持ちのワタシには
とても厳しい環境です。

眠れません!

1階に降り
布団がなくて、多少寒くても
この部屋で広々と寝ることを
選びました。


膝掛け用のブランケットを
身体に巻き付けて
横になりました。

スタッフが通り掛かりました。
ワタシは、怒られると思い
寝たフリをしていました。

そのスタッフは、怒るどころか
毛布を掛けてくれました。

お母さんみたいだ。

これで眠りに付ける。
ありがとう。



数分後、ドサっという音で
眼が醒めました。

暗くて辺りが確認できません。

フー、フーというような
呻きに似た声が聴こえます。
苦しそう。。

女性のようです。

「どうしましたか。。?」
恐る恐る声を掛けてみました。

どうやら高山病に掛かり
頭痛と吐き気が激しいようです。


先程のスタッフが再度通り掛かり
彼女のために布団を敷いてくれました。

が、彼女は横になることができず
不自然に身体を丸めたまま
苦しそうにしています。

ワタシは背中をさすり続けました。

彼女はその後
数回トイレに行きましたが
いつの間にか彼女は横になり
落ち着いたようです。


ワタシも眠りました。


3:30。
自分のいびきで眼が醒めた
と思ったら

灯りが付いて辺りは
慌ただしくなりました。


山小屋の朝は早い。(笑)


横を見たら
昨夜高山病で苦しんでいた彼女が
隣りで寝ていました。
(感覚的には
もっと離れていたような
気がするのですが。。)

この時初めて彼女の顔を見ました。

「昨夜はすみませんでした」
「いえ。何もできずにすみません。
大丈夫ですか?」

彼女はまだ苦しそうに見えました。

5:00 朝食。
納豆がなくて
よかった。。(笑)



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